春の庭から

春の庭から

最近、ある考え方に触れてから

近所の高齢の方をお見かけした際には

意識して挨拶するようになった

 

これまでも挨拶はしていたけれど

「存在を交わす関係」という捉え方を知ってから

その「声かけ」の意味が少し変わったように思う

 

昨日、ガーデニングがご趣味のお爺さまにお声がけしたところ

「見ていきますか?」と庭に招いてくださった

 

紫木蓮がきれいに咲いていて

外から写真を撮らせていただいたのだけれど

それがきっかけで

お庭の中で咲いている春の花々をいくつも教えていただき

思いがけず穏やかな時間を過ごすことができた

 

帰ってから、その写真をある方に送った

この方とは「共感を交わせる関係」であり続けられたらいいな

と思った

 

人との関係にはいくつかの層がある

という話を聞いたばかりだけれど

こうしてみると

ほんの小さなきっかけで

その層は別の層へとつながっていくのだと実感する

 

無理に何かを変えようとしなくても

ただ挨拶をすること

少し言葉を交わすこと

そんなささやかなことが

関係の質を少しだけ動かすのかもしれない